ひまわりがまぶしい季節になりました!

毎日暑いですね。
早いもので月刊トライワークスも11号目となりました。
七夕会には参加できず忸怩たる想いでしたが、今期をざざっと振り返ってみたいと思います。

今期の計画と着地

売上と利益全体の数字としては、計画値の想定内で着地見込みです。お疲れ様でした。
一方、部署別の年間計画としてみると、大きな乖離があったことも事実です。

私たちの商流上、顧客の動向にどうしても左右される致し方ない部分はあるものの、見立ての精度を上げるための顧客とのコミュニケーション、先々を予測する力、部署として帳尻が合わせられるバランス感覚は持っておきたいですね。
計画というのは、経営判断を下す上で重要な要素です。目標が形骸化しないためにも、数字には意味があり、ストーリーがあるということを忘れないようにしたいものです。

目の前で起きている出来事が、ビジネスにどのような影響を及ぼすか。顧客にとってどのような意味を持つか。さまざまな観点で見極める力がつくと、どんなシーンでも重宝されるだろうと思います。

顧客接点の先には何が見えるか

前回、船のプロジェクトに少し触れました。
長いお付き合いの顧客からの依頼で、今度もアフターフォローのために数日乗船予定です。
前段での計画値から大きく外れた部分が、今回のプロジェクトでカバーできたような構図となりました。先が読みにくい不安定な時代だからこそ、顧客の決断もダイナミックに動きやすい。
その時に、自社にとっての商機となるかどうかは、顧客接点がものをいう。

例えば定例での会議だったとしても、自分がどのような価値を提供するか、どこで信頼を得られるか。どう動けば、先方にとって一番嬉しいか。視点を変えて客観的に視ることで、日々の仕事もより意義のあるものになるかもしれませんね。

また、今後は海外顧客との取引拡大も視野に入れています。
英語学習の推進として英会話学校への通学補助も検討していますが、言葉はもとより、文化が全く違うチームと協業することを思うと、より視野を広げて物事を見る必要が出てきます。
常に話している、「理解しようと努力すること」を忘れずに、面白いプロジェクトを増やしていきましょう。

七夕会を終えて感じたこと

それぞれの考えや価値観に触れて面白かったです。
今回の課題図書「他者と働く」は、領域として限定的な内容だったかもしれません。
世の中には答えが明確にあることだけでなく、ほとんどは事象を抽象化することで汎用性の高い枠組みに変える必要があるのだと思います。具体と抽象という本をおすすめしたのもそういう背景で、言葉や状況に振り回されずに、物事の本質は何か。他人に起こった出来事だとしても、自分なりに考えを持つことで知見となる。

具体と抽象を行き来することで、あらゆる問題は自分ごととして学びの対象となりますよね。
視点の切り替えについて前段でも書きましたが、人間は慣れた思考の癖というものがあるので、自分が今どのような視点・視座で物事を捉えているかは意識しておきたいですね。

最近は世の中に怒っている人がたくさんいて、議論の的となる出来事も多い。
一見受け入れられないような価値観に見えても、その人なりの正義や現実があることを忘れずに、学びとして吸収していきましょうという話でした。