夏の終わりを告げるツクツクボウシの声が聞こえるようになってきました

早いもので12号目の月刊・トライワークスとなりました。
1年を通して、その時々考えていることや感じたことを発信してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今期も続けていきますので、もし「こんなこと聞きたい」や触れてほしいトピックスなどありましたら、お知らせくださいまし。

さあ、2025年度スタートです!

13期を振り返って

前号でも少し触れましたが、13期の最終着地は計画通りの数字となりそうです。
これまでよりも意識的に変えてきた部分として、「もっと働きやすく」という方針を前提に、たくさんの制度を取り入れたり、環境の最適化を目指して福岡オフィスの引っ越しをしたり。特にバックオフィスにはたくさん協力してもらいました。ありがとうございます。

体制も大きく変わり、9月からはまた新しい仲間が2名加わってくれました。
組織は生き物なので、常に変化していきます。積極的に周囲とコミュニケーションをとりながら、(時に衝突したとしても)PDCAのサイクルを速くすることを心がけてみてください。
最近は一晩でAIのようなゲームチェンジャーが出現する世界です。じっくりと計画して行動に移すには、世の中の変化スピードが早すぎる。失敗も、方向さえ合っていれば糧になります。

目指したい方向は示せるように動くつもりです。もちろんサポートも。
なので、どんどんチャレンジして、強いチームになっていきましょう!

14期、新しい取り組みがスタートします

これまで継続してきた「課題図書セッション」に加えて、ビジネス研究部を立ち上げます!
内容としては、最近話題になったビジネスモデルや、世界情勢に大きな影響を受けそうな企業、倒産・スピード上場した会社についてなど、テーマを設けて議論します。3ヶ月に1回・有志メンバーで開催。年2回程度社外の方も呼んで話してもらう機会を作ります。

会社の外側、世の中のビジネスに視点を向け、一見何の関係もなさそうに見える要素同士に繋がりや共通点を見出すことで、経営者が物事をどんな風に捉えているか・先々を見通す力をつけてもらえることを期待しています。

今はAIで何でもすぐに答えらしいものに触れられる時代ですが、自分で情報を集めて観点を整理し、仮説を立てる力は訓練しないと身につかないスキルですし、不確定要素の多い時代だからこそ、適応能力が求められるシーンが多くなる。
様々な課題・顧客要望にいつでも備えておけるよう、ぜひ楽しんで取り組んでみてくださいね。

続けることの難しさと、未来をつくるためのビジョン

先日、ある会社の倒産について話題になりました。
きっかけは、買収先の破産。脱毛を主たる事業としていた会社で、顧客数は20万人超。都内の電車内でもよく名前を見かけていたのではないかと思います。
様々な要因が絡み合っての結果ではありますが、もともと自社が強みとしていた事業とは違う業態(異業種)の買収から始まった本件でしたが、買収先の業績不振に引っ張られる形だったそうです。
どれだけ顧客がいて、役務を提供できる状況であっても、利益が出なければ会社を存続させることはできないという事案でした。

顧客やその先にいるユーザーと、長く信頼を積み重ねること。わたしたちが掲げる三方よしというビジョンは事業を継続するために必要不可欠なことで、例え文化背景の違う顧客と出会ったとしても、ビジネスの原理原則として大切にしていくべきだと考えさせられた出来事でした。

今期は昨期同様、安定成長を計画数値として掲げていきます。
また、海外展開も視野に入れていますので、社内制度もうまく使って語学勉強もぜひチャレンジしてみてくださいね。
14期がみんなにとって、成長を感じられるような1年になれば嬉しく思います。