実りの秋が深まってきましたね!秋の味覚は食べましたか?
こんにちは。ようやく涼しくなり始めてきましたね。
秋を感じるこの頃ですが、今年もあと残すところ3ヶ月となりました。
月刊トライ・ワークスも13号目。学びの秋をテーマに、スタート!
言語化は、理解を深める第一歩
本を読む時、電子書籍よりも紙の本の方が頭に入ると感じる方、いませんか?
手触り、ページを捲る感触、読み進めたページと残りのページ数の視覚的な情報、物理的なページ構成。このような要素が情報と結びつき、より意味のあるものとして知覚しやすいそうです。
一方で、同じ情報に触れるといったことでも、文字で読むより音で聞いた方が理解しやすい人もいますよね。アウトプットに関しても、書くより話す方が得意な人もいる。
つまり、どの感覚を通すかによって理解の深さや記憶の残り方は変わる。そして、人それぞれ適した方法が違うということですね。
人間の脳は、「音で聞く・言葉を理解する・話したいことを言語化する・発語する」という処理をしているため、他人と伝え合える情報になるには、お互いがわかる言葉に言語化するしかないのですが、案外わかった気になっていることも多い。
ここを埋めるのが、みんなで話す場、つまりセッションだと思っています。
相手が伝えたいことの本質を捉えるスキルは、どんなシーンでも必ず力になってくれます。
理解しようと努めることが大切だと常日頃口にしているのですが、相手が何を言いたいのか、伝えたいことが何なのか、思考を巡らせながら話を聞くことって、意外に難しいものです。
普段より少しだけ意識して、日々の仕事に向き合ってみてくださいね。
独自性とスピード感
先日、iphone17がリリースされましたね。2007年に初代が発売されてから、約20年。スマホの普及とともに、確実に私たちの生活はITとシームレスになりました。
全く新しいユーザー体験を常に作り続けてきたappleですが、新製品やiosへの期待値も大きく、期待を超えてワクワクするようなプロダクトアウト事例は難易度が高くなっているように感じます。
一方で、中国メーカーはどんどんシェアを伸ばしています。xiaomiは中国のスマホメーカーですが、最近EV車を発表したことをご存知ですか?販売価格が約1,110万円にもかかわらず、予約開始後27分で5万台が売れ、話題になりました。
デザインがある車と酷似していることもトピックスの一つでしたが、中国メーカーのマーケットインの強さを感じる事例でした。
すでに市場がある製品の特徴を掛け合わせて、より安価に、スピーディに展開している。国内だけでも大きな需要が見込めますし、グローバル展開する際にも生産力がある。テクノロジーの進化によって、情報や技術の格差が埋まれば埋まるほど、オリジナルを開発した会社からすると競合の新規参入スピードが早まることになります。
作り手としてはオリジナルについこだわりたくなりますが、世の中にある良いものを取り入れてスピーディに市場に食い込んでいくことも、結果的には成長を加速させることにつながる。どちらも価値があるし、正しいけれど、今何を重視すべきかは見極める必要がありますね。
異なる視点をバランスよく持ちながら、チーム、プロジェクトのゴールに向かって最適な方法を選び取っていく。そのためにも、色んな業界、ビジネスモデル、マーケットの変化を知っておく必要があると思っています。
これから季節の変わり目、知らない間に体に疲れが溜まりやすい時期になります。みなさんも体調に気を付けてくださいね。
では、2025年最終クオーターも元気に走り切りましょう!
